「青い森」をテーマに作られたharuka nakamura による蔦屋書店の音楽プロジェクト。最終作となる第四弾は懐かしいギターの音色が主体となるアコースティック・アンビエント音楽。最終作で原点であるギターに帰結し、新たな風景を生み出した。ジャケット写真はシリーズ全てを担当した親交の深い写真家・川内倫子。
音楽家 haruka nakamuraが2023年-2024年、蔦屋書店の全国のいくつかの店内音楽を1年間担当。楽曲は全て蔦屋書店プロジェクトのための書き下ろし曲。本を扱う書店のコンセプト、またピアノやギターなど楽器の故郷でもある「森」をテーマに、ナカムラの故郷・青森と繋がった「青い森」と題し2024年秋までの期間中、全4作品のアルバムを制作。
最終作は10代から弾き続けている父親のアコースティック・ギターと、師であるNujabes、hydeoutレーベルからアルバム「MELODICA」制作時にプレゼントされたガット・ギターで録音。そこに青い森シリーズから導入されたシンセサイザーがブレンドされた新たな音楽は、どこか初期作品「grace」やnicaを彷彿させる、ピアノを本格的に弾き始める前の懐かしいサウンド。
今作の川内倫子のジャケット写真にも表現されている、陽だまりの庭に辿り着いたかのような、最終作に相応しい希望を携えた多幸感あふれるアルバム。
青い森シリーズの統一されたコンセプチュアル・デザインにより、部屋に飾りたくなる美しい装丁のCDアルバムとしても展開される。
トラックリスト:
ひとつのうた
green
青い鳥
風がページをめくる日
リズム
ギター
花々
木漏れ日
passage
forest waves
雨のカーテン
father's wood
森からの手紙
blessing
(14 tracks / 59min.)
all written & mixed by haruka nakamura
photo : 川内倫子
design : suzuki takahisa(16 design institute)
mastering : 田辺玄(Studio Camel House)
A&R : 山口響子(one cushion, inc)
collaborate with 蔦屋書店
■ haruka nakamura プロフィール:
青森出身 / 音楽家。15歳で音楽をするため上京。2008年1stアルバム「grace」を発表。代表作は「スティルライフ」。2024年に劇場アニメ「ルックバック」劇伴音楽・主題歌を担当。Nujabesとは生前に音楽を共同制作しており代表的な楽曲「Lamp」を収録したアルバム「MELODICA」や、トリビュートアルバム「Nujabes Pray Reflections」などをリリース。蔦屋書店の音楽「青い森」シリーズアルバム4作品を代官山蔦屋書店を中心に全国展開。ジャケット写真は全て写真家・川内倫子が担当。THE NORTH FACEとのコラボレーション・アルバムとして四季4作品シリーズなども手掛ける。近年では星野道夫・写真展演奏会「旅をする音楽」を東京都写真美術館や、帯広などで開催。国立近代美術館「ガウディとサグラダファミリア展」NHKスペシャルのテーマ音楽などを担当。料理家・細川亜衣や画家・牧野伊三夫とのコラボレーションなど多岐に渡る。NHK土曜ドラマ「ひきこもり先生」Eテレ「おかあさんといっしょ」や、salyuとのコラボレーションによるTVアニメ「TRIGUN STANPEDE」主題歌「星のクズ」CM「任天堂・どうぶつの森」安藤忠雄、杉本博司などのドキュメンタリー番組など様々な音楽を担当。
長い間、旅をしながら音楽を続けていたが、2021年より故郷・北国に暮らし音楽をしている。
https://www.harukanakamura.com/
■ 2024年10月3日発売
販売価格 | 3,960円(税360円) |
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型番 | CD_HA153 |