街とリゾート、70~80年代と今が交叉するシティ・ポップス・コンピレーション。人気のライト・メロウ・シリーズ和モノ編。気鋭のインディ作品を含むウルトラヴァイヴ編は、シティ・ポップスの現在 過去 未来を鮮やかに。

収録は、2011年にCD化され話題をさらった、シュガー・ベイブ・チルドレンの代表曲(01)、ソウル職人松木俊郎のプロジェクト、女性Voをフィーチャーしたアーヴァンなポップ・ファンク(02)、布袋寅泰が前面バック・アップした煌めくようなサウンドと愛らしい歌声で大ヒット(03)。根強い人気の女優&シンガーの(04)のフレッシュなAORチューンは林哲司&松本隆の黄金コンビ。西寺郷太のソング・ライティングが光る珠玉のアコースティック・バラード(05)、ティンパン・アレイ・ファミリーがバッキングをつとめたポプコン出身のコーラス・グループ唯一のアルバムより(06)、和製ブラジリアン最高峰NOVOの代表曲(07)、ステッピンなグルーヴが心地よいTAZZのアーバン・ポップス(08)、吉野藤丸がプロデュース、AB'Sが前面バックアップした三浦年一(ex. 大宮京子&オレンジ)の唯一の作品よりアーバン・ミディアム(09)。ベテラン女性シンガー30周年企画盤収録のボズ・スキャッグスばりの極上AOR(10)。「ウェディング・ベル」でお馴染みの彼女達3作目よりフェミニンなヴォーカルのアーバン・サウンド(11)、大野雄二プロデュースの80年作品よりメロウな(12)。SMAPや杏里への楽曲提供でも知られるSSWのソロ作品より佐藤博がプロデュースを手がけた(13)。レイ・パーカーJRの大胆引用も心地よい。大ヒットアルバム収録の林哲司&秋元康による(14)、シティ・ポップス・リヴァイヴァルの歌姫(15)は、大貫妙子のナイス・カヴァー、クニモンド瀧口の秀逸なアレンジが光る。ポップなメロディにノイズ&フリー・ジャズの要素をプラス、現在注目の若手バンドの(16)はシュガーベイブ「シュガー」にアヴァンギャルドな展開が見事。圧倒的なヴォーカル&ピアノ・パフォーマンスが熱い、EW&Fを感じる怒濤のファンキー・チューン(17)。ラストは角松敏生三部作の2作目より憂愁のサマー・ダンサー(18)。


TRACK LIST :
01. 光速道路/so nice (1979年)
02. TRIPPIN'/MAKKIN & THE NEW MUSIC STUFF (2008年)
03. DRIVEに連れてって/今井美樹(1997年)
04. BEST FRIEND/児島未散 (1985年)
05. 三年/NONA REEVES (2013年)
06. ロココの風車/風コーラス団 (1975年)
07. 白い森/NOVO (1973年)
08. 夜もすがら/豊島たづみ (1979年)
09. FRIDAY NIGHT/M.TOSIKAZ※ (1983年)
10. Stray Eyes/大橋純子 (2004年)
11. いじわるShine/シュガー※ (1983年)
12. サイレント・ナイト/タイムファイヴ (1980年)
13. 此の街のおいしい水/種市 弦 (1994年)
14. DEAR BREEZE/杉山清貴 & オメガトライブ (1985年)
15. チャンス/一十三十一 (2012年)
16. クックブック/失敗しない生き方 (2014年)
17. Wonderful/ミトカツユキ (2013年)
18. WINDY SUMMER/杏里 (1983年)

企画・監修・解説:金澤寿和(Light Mellow)
最新デジタル・リマスタリング


■ 2022年7月20日発売

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