沖縄県が誇るダブ・エンジニア/DJ、HARIKUYAMAKU『島DUBPLATE for Tokyo 2021』を再編集しアナログ化!レコード化のために新たなダブミックスも収録!!
2021年東京、ハリクヤマクの曲だけでDJをするという珍しい機会があった。普段だとエフェクターやミキサーなど、まぁまぁの量の機材を運んでライブ・ダブミックスをしているんだが、DJセットときた。
しかし、リリースの有無に関わらず、自分の中で一度完成した曲だけをプレイするのはDJをやってて、自分が面白くないなと思った。そこで、フライトまでの2日間、色々な曲のダブミックスを録音し、それをCD-Rに焼いて持っていったのである。沖縄に帰ってしばらくして、そのCD-Rを聴き返したら、色々と荒いなと感じながらも、それ含め良い!と思い、配信することにした。それが『島DUBPLATE for Tokyo 2021』である。
それからまた月日は経ち、2024年。なんとこれをレコードにしてくれるという話がきた。最高だ!最高だけど、レコードにするには、惜しい曲や物足りなさがある。配信とレコードとでは訳が違う。一発録りの2ミックスだから、重ねるしか無いと思った。CD-Rから曲を選び、
A2 "Ayahaberu"には盟友MAKI TAFARIによるフルートソロをオーバーダブ。
A4 "Turubaimun"にはAKANMIMANにトースティングしてもらった。彼にとっては初めての録音だった。
B1" Kuduchi Behshiはスプリングリバーブを叩いたノイズやシンセをオーバーダブ。
また、レコード化のために新しくダブミックスも録音した。
A3 "Pacific Dub"は個人的には沖縄レゲエ史上最高の曲、石垣吉道の"Key Stone"をリディムを作りかえダブミックス。
B4 "Dub Season"はこちらも盟友、稲嶺幸乃との共作である”四季口説"をダブミックスしている。
Text by HARIKUYAMAKU
トラックリスト:
Side A
1. Kubagasa Guwaa
2. Ayahaberu
3. Pacific Dub
4. Turubaimun
Side B
1. Kuduchi Behshi
2. Dub Sabakui
3. 369 Dub
4. Dub Season
プロフィール:
1989年、沖縄県浦添市西原生まれの音楽プロデューサー/ダブ・エンジニア/DJ。
14歳からベーシストとして音楽を開始、幾度かの海外放浪と四国遍路を経て、沖縄を新鮮な目と耳で感じるようになる。
2012年、沖縄の古い唄をダブ・アレンジしたアルバム『島DUB』を発表。その後もChurashima Navigator、Isatooment、angama、銀天団といったバンドで活動。2023年にはWOWOW製作の連続ドラマ『フェンス』の音楽を担当し、同年11月3日『沖縄音楽総攬』(1965年)から厳選した沖縄古謡の音源を銀天団による演奏でアレンジしDUBミックスしたアルバム『Mystic Islands Dub』、2024年には12インチ・シングル『電子カチャーシー』をリリース。
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