72年にキングから発売された4チャンネル・ステレオ・レコードの企画作品に収録されていた“東京アカデミー混声合唱団”による熊本の民謡「田原坂」カヴァーを2022年リマスター盤としてリリース!
日本のうたによるコーラス・ビッグ・デモンストレーションというレコードをご存知だろうか。1972年にキングから発売された4チャンネル・ステレオ・レコードの企画作品に収録されていた本作。“東京アカデミー混声合唱団”による熊本の民謡“田原坂”をカヴァー。注目は編曲に福井利雄(元東京キューバン・ボーイズ・ピアニスト/編曲家)を迎えてのスリリングなジャズファンク風にアレンジされ、これがまた素晴らしくBLACK MUSICファンにとっても注目すべきところだろう。今作はその音源に注目をし、MACKA-CHIN氏の立会いの下、ZKA FOR GRUNTERZがマスタリングを手掛けオリジナル音源を尊重し、現代のBLACK MUSICの軸ともいえるベースラインを強調した2022年リマスター盤としてリリース。約50年の時を経て新たなダンスミュージックシーンの解釈で注目されるべき音源であることに間違いないだろう。
『合唱団!?なんのこっちゃ!と思う方もいらっしゃると思いますが、こんなフィリーソウルのようなアレンジの民謡聞いたことない!まさにレアグルーブな和モノ。70年代にこんなクロスオーバーな作品が作られてるなんて驚きです。合唱で歌われる民謡のスリリングな耳障りと、暖かいソウルなバックトラックがバッチリはまったクラブでかけれる踊れる民謡。まさにMADE IN JAPANの宝物だと思います♪』 MACKA-CHIN
TRACK LIST :
A. 田原坂(original version)
B. 田原坂(re-mastered version)
45rpm
■ 雲見レコード プロフィール
MACKA-CHIN主催の2022年に新たに立ち上げたレーベル。日本のトラディショナルサウンドを軸に、新旧問わず独自の解釈でセレクトし、アーティストと共にダンスミュージックへアップデート。日本の民謡などでもその時代にあった進化の過程があるように、現代らしいグローバルな進化と古典が共存することを大切にし、おもしろく、おかしく、日本独自の音源解釈で世界中の誰もが踊れる様々なダンスミュージックを吸収した、実験的な試みでもあり、日本のトラディショナルなサウンドの進化の過程ともとれるグローバルなサウンドを意識し、アナログリリースに特化したレーベルとなる
■ MACKA-CHIN プロフィール
東京都足立区出身。NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーとして活動し、アーティストへの楽曲プロデュースやCM音楽制作、さらにイベント制作やラジオ番組のパーソナリティなどもこなすマルチアウトプットディレクター。ソロ制作活動では全て一人で創るスタイルでジャンルの壁を越え、HIP-HOPにとどまらずジャンルレスに話題になる作品を発表し続けている。メジャーレーベルでのセルフプロデュースアルバム(Victor Music,Vergin records ex EMI MUSIC)の他、自身名義でのDVD作品やSKATE BOARD VIDEOのSOUNDTRACK集、HOMEPAGE(NIKE, DAIWA,UNITED ARROWS etc)音楽、KIRINなど企業CMへの作詞提供やサウンドデザインなど、多岐にわたって楽曲提供もしている。2014年にはAMBIENT ALBUM『静かな月と夜』を発表。2016年10月には全国各地から9組14名のアーティストを客演に迎えたPRODUCE ALBUM『MARIRIN CAFE BLUE』を発表。ソロ以外の活動も活発で、MABO(MACKA-CHIN+DABO)やMONTIEN(SUIKEN+TINA+MACKA-CHIN)、東京弐拾伍時(DABO+MACKA-CHIN+SUIKEN+S-WORD)といったRAP GROUPやWORLD CLUBMUSICを主軸にしたPRODUCE TEAM "ZEN RYDAZ"(Mal+moochy+MACKA-CHIN)としてもコンビを組み多くの作品を発表。DJの活動も忙しくジャンルレスに様々なイベントやフェスに全国数多く呼ばれ、制作にLIVEやDJと全国を数多く飛び回っている。音楽以外の活動ではイベントオーガナイズやフリーペーパー等の執筆連載、MUSICVIDEOの監督などマルチに才能を発揮。また2018年からはTOKYO FMにてパーソナリティも務めるなど、色んな意味で目が離せないMCであり、プロデューサーであり、DJであり、ビジュアルクリエイターである。
■ 2022年6月18日発売